今回は、30代のフリーターの方へ向けての記事を書きます。
こんにちは。あなたと同じ30代のコトと申します。
30代突入した今でもフリーターを続けている人。
将来への不安はあるけれど、なかなか一歩を踏み出すことができないあなた。
僕もかつては仕事が全く続かず、自分の未来をイメージすることができずに苦しんできました。
当時は、自分のやりたいこと(バンド活動)が一時活動休止して、さあ、自分のために何をやろう?って考えた時に、なーんにもやりたいことが思いつかず、だけど、そのまま無職のままでいるわけにもいかないので、とりあえず経験のあった飲食業界へアルバイトとして足を踏み入れました。
あなたが、現職でアルバイトをしている業界は飲食ではないかもしれませんが、当時の僕と同じような悩みを持っているのであれば、僕の体験が今記事を読んでくれているあなたの何かのキッカケになるかもしれない!という思いから、記事を書きます。
管理人コトの場合
僕の20代はアルバイトを転々としてきました。
職歴にして、7〜8つは経験したと思います。
就職をすることは、何だか夢を諦めるような…人生に見切りをつけるような気がして、なかなかできませんでした。
僕にしかできないことを生業にしたい!という思いが強かったんです。
ですが、僕の場合は、ある転機で人生の舵取りを180度変えました。
それは、尊敬できる人との出会いでした。
「こんな大人になりたい!」と強く思ったのは、バンドを辞めて以来はじめてのことでしたから感動と同時に希望を持ちました。
30代就職の難しさ
結論から言います。
現職で30代、アルバイト雇用の人は、一刻も早く就職をしてください!
アルバイトを続けていることで、今は毎月の給料を貰えて、ご飯が食べれて、ちょっとしたショッピングもできて、家賃も払えているかもしれません。
ですが、30代に入ると、就職できる可能性はグッと下がります。
これまでの職歴の中で、特筆して挙げることができるスキルや経験がある場合を除いて、アルバイト経験しかない人や正社員を辞めて2〜3年が経過している人を取りたがる企業は格段に減ります。
しかも、その数は、ただあなたが年齢を重ねるだけで時間と共に更に減り続けるんです!
あなたのタイミングで、キッカケ待ちをしている場合ではないかもしれません。
僕は、ある人との出会いで、人様の転職をサポートする立場になりました。
就職・転職サポートをした人数はのべ2000人になります。
企業が求める人物像や、人材は日々変化していますが、30代で就職したことが一度もない人は本当に危険です。
僕は、ただ運が良かっただけで、今こうして仕事がありますが、当時、憧れの人との出会いがなければ、100%あなたと同じフリーターでした。
フリーターの何がそんなに危険なのか?をお話しした記事はこちらにもありますから参考にしてみてください。
就職するデメリットと就職しないデメリット
例え正社員になったとしても、あなたにとってもデメリットというのは、そんなに大きくありません。
むしろ、就職しないことのデメリットの方が大きいです。
正社員雇用ではないデメリット
- 福利厚生が薄い
- 国民年金の加入していない
- 健康保険に加入していない
- 住宅ローンなどの大型ローンが審査すらしてもらえない
- 周囲の人からの信頼が薄い
- 人件費削減の第一候補
- 将来への見通しが暗い
- 生涯年収の計算がしづらくライフプランを立てづらい
などなど、ざっと書きましたが、このようなデメリットがあります。
もちろん、正社員として働いていれば、大平無事というわけではありませんが、アルバイト雇用よりは安心材料が多いことは確かです。
アルバイトよりも正社員の方が稼ぎが少ない?
一見、社員の給料と比較すると、アルバイトの方が引かれ物も少なく、手取りの額面が大きいということがあります。そして、時給が高い職場などではなおさらです。
アルバイトは時給の積み重ねで30万円近く稼げるのに対して、正社員の給料は手取りで20万円ちょっと・・・
なんて職場も少なくはありません。しかし、この場合は、生涯年収を比較してみましょう。
正社員は、そう簡単には首切りに会うことはありません。
(一時は、日本国内でも大型のリストラ改革がありましたが、現在はそれも落ち着き、企業も繰り返さないための策を練っています)
それと比較して、アルバイト雇用は人件費削減のためには真っ先に切られます。つまり、いつでも無職になる可能性を秘めていることになります。
生涯年収の計算ができない職業というのは、本当に不安が大きいものです。
20代の時には、月収を見る人が多いでしょう。
「あいつ、月に50万円も貰ってるんだってよ」
「え!?まじ!?すごくね!?なんの仕事!?」
って、月収の大きさに目がくらむことも多いのが20代の特徴です。
ですが、30代になると、一般社員の目線は月収ではなく、年収になります。
「あいつの年収1000万円超えてるんだってさ」
「うっそ!?すごくね!?」
ってな具合です。
ですが、私は月収でも年収でもなく、その一歩先である生涯賃金を見るべきであると考えます。
それは、“その時”、“その瞬間”の状況に紆余曲折しないためです。
企業というのは、浮き沈みがあります。
最近、流行りのベンチャー企業などは、優秀な新卒を集めるために、社員の平均年収を700万円ほどに設定したりします。
新卒でも5〜600万円渡して話題を呼んだりしています。
その場の話題になり、企業の名前も明るみに出ることで、宣伝効果も狙っている動きですが、こういった“調子がいい時だけの取り組み”は、その企業の経営状態を大幅に傾けたりもします。
つまり、現実的数字ではない金額を話題性を取って社員に渡していたりすると、会社そのものが破綻するというケースが後を絶たないのです。
こういったことを総合的に考えて、あなたは友達が年収1000万円稼いでいようと、どんと構えておく必要があります。
いちいち、周囲の話題性に振り回されていては、身が持ちません。
もっと長いスパンで考えてあなたの目標に応じた設定をするようにします。
生涯賃金を意識するようにすると、圧倒的にアルバイト雇用の方が少ないことに気がつきます。
そして、アルバイトは完全に現金でのやりとりがメインですから、社会的信用がつきません。
例えば、マイルの貯まるカードも持てない上に、自宅を建てることもできません。
通ったとして、相応の頭金をぶら下げたカーローンが限界でしょう。
目先の月収よりも、社員としての格式のある信用+賃金を見るようにしましょう。
まとめ
ということで、今回は『将来を考えた上で30代フリーターを貫き通す?重要視すべきは現金ではなく信用度』をピックアップしました。
最後になりますが、30代で就職をしなければ、40代の就職先は皆無と言ってもいいです。
アルバイトも選択肢は狭まり、誰もやりたがらない仕事にしか就けなくなります。
あなたに夢があったり、成功させたい個人的なプロジェクトがある場合には、それを応援します。
そして、直接的に資金を回してくれたり、会社として取り上げてくれたり、という協力者も出てくるでしょう。
しかし、あなたの才能や発想を買ってくれたとしても、あなたがフリーターでは、一企業としてアイデアを採用しにくくなることは確かです。
このまま、泥沼にハマっていくことを避けるためにも一刻も早く就職することをお勧めします。
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