内定前に仕事を辞めて転職活動も転職も失敗してしまったワケ

amanita-Rいらっしゃいませ。

アマニタです。

今回は、転職を決意したタイミングと、現職を辞めるタイミングについてのお話をしていきたいと思います。

若年層に多い傾向にあるのですが、次の仕事の内定が出る前に離職してしまうケースがあります。転職理由は十人十色ですが、私のこれまでの経験では、「内定前に辞職」は絶対にしない方がいいです!

その理由を、詳しくお話ししていきます。

ここは実は凄く重要な点ですし、転職の成功を握る箇所であることは間違いないので、お心当たりのある方は是非読んでいってくださいね。

私が以前会社員で勤めていた会社ではこんなことがありました。

転職するぞ!と決意するタイミング

とある後輩社員が、「上司には言わないでください、実は…」と切り出してきたのが、会社を辞めて転職する決意を固めた。ということでした。

次にやりたいことも大まかには決めているようでしたし、彼はまだ若く、その当時の会社一社のみしか経験がなかったので、『まぁ、長い人生だから、やりたいことを見つけることだってあるかぁ。。。』と彼の意見を尊重しました。

ですが、その翌日に彼は上司に辞表を提出したんですね(!!)
まだ、やりたいことが明確に決まったわけでもなければ、次の会社の面接を受けたわけでもないのに!と私は、彼を止めましたが、彼の口から出たのはこんな風でした。

「先輩、俺もう辞めるって決めちゃったら、この会社のために働く気力がなくなっちゃったんすよね。このまま次の仕事が決まるまで会社に居続けるのも悪いですし、決めちゃったことだから一旦スッキリ辞めてからゆっくりして、それから転職活動しようと思うんですよね!その方がメリハリあっていいと思うんすよ!」

こんな感じだったと思います。

既に辞表を提出した後でしたし、彼の決意も固いようでしたので、不安は大いにありましたが、私はそのまま見送ることしかできませんでした。

“もう辞めるって決めちゃったら、この会社のために働く気力がなくなっちゃった”
この言葉の軽さが引っかかったままでしたが、しょうがありません。

“転活”に挫折することだってある!

彼が辞めてから2ヶ月くらいが経った頃に、ふと彼のことを思い出して連絡を取ってみました。

アマニタ

アマニタ
もしもーし!久しぶりだなー。

最近どうしてるー?

後輩社員

後輩社員
あー、先輩すか。おつかれーっす。

だいたい、いつもこんな口調だったので気にはならなかったが、なんとなく暗く沈んだ印象がありましたので、その日呼び出して話してみることにしました。(私もつくづくお世話やきです…)

後輩社員

後輩社員
センパーイ。俺、何がやりたいのかわかんなくなちゃったっす・・・
アマニタ

アマニタ
あれ?お前やりたいことあるって言ってなかったっけ?
後輩社員

後輩社員
あー、あの時はあったんすけど、会社辞めてら何社か面接受けて全滅だったんすよ。それで、もう行きたい会社がなくなっちゃって。しばらくゆっくり考えよーって感じっすね
アマニタ

アマニタ
ふーん。でも、そんなにお金が持つのか?
後輩社員

後輩社員
あ、そこっすね!今、失業保険の受給申請中なんすよ。
アマニタ

アマニタ
そうなんだ、いつ貰えんの?
後輩社員

後輩社員
再来月から、貰ってた給料の7割っす

 

アマニタ

アマニタ

・・・。

ダメじゃね?

要するに、彼は転活挫折組でした。

目指した会社があったにも関わらず、その会社の面接に落ちてしまい次に受ける全ての会社が“妥協”に思えてきたのです。

打開策として、在職中の雇用保険を使って、失業保険の申請をしていた…というわけですね。

失業保険は、退社理由が「自己都合」の場合、3ヶ月と1週間の「待機期間」というものを課せられます。
つまり、その期間は完全に収入が途絶えるわけです。彼は、その期間を貯蓄か?何かしらの手立てで乗り越え、受給までこぎつけよう!という算段でした。

余裕を持った転活が成功を呼び込む!

私のこれまでの経験から、一旦無職になった人というのは、冷静な判断力を失います。

彼もそうでしたが、在職中には「もっとやりたいことがある!」という決意の元に会社を去ったにも関わらず、結局転職した先は所得も社会的な信用も格段に下がってしまうような仕事でした。もちろん、彼の言っていた「やりたいこと」ではありません。

無職になると、何よりもネックである収入が途絶えます。
失業保険受給ができるとは言え、3ヶ月の待機期間を抜けた後の7割程度の収入では赤字は免れられないのです。

「やりたいこと」を掲げていた決意ある退職も、その無職の期間を挟むことによって、メンタルダウンしてしまうんですね。目の前の生活ができなくなって、生活を維持するための仕事を探すようになっていきます。その流れで再就職すればどうなるか…ご想像に容易いと思います。

彼は、冷静かつ合理的な人間性でしたが、その両方を失い再就職をしました。当然ながら、無職の期間というのは面接でもマイナスの印象を与えてしまいますから、自分で自分の首を絞めてしまった結果となったわけです。(本当に残念でした)

何より現実は厳しい…

脅しのつもりはないですが、けっこうショッキングな内容になってしまいました(笑)
このようなケースを知っておいて欲しくて今回の記事を書いています。

しかし、今回のケースはまだ良い方ではないでしょうか?
世の中には、まだまだ長期間の転活との戦いに苦しんでいらっしゃる方も多いです。

長期化すればするほどに、他の要因でも苦しめられることとなります。

例えば…

福利厚生

雇用保険(失業保険)

こちらは先ほどお話しした通りです。
雇用保険を支払った期間が10年未満であれば、受給日数は90日ですので、97日間の無給期間の後に90日間の受給ができますが、生活はかなり苦しいです。(おそらくほとんどの方が再就職手当に切り替えるのではないでしょうか?)

健康保険

自分自身もそうですが、扶養家族がいる場合には家族の分の保険も無くなりますので、無保険の期間を作れません。保険代は在職中は会社が半分負担してくれていますので、実費で全額となると、結構高いです(無職ならなおさら)

年金

未払いの期間ができます。
もちろん、無職だから…ということで免除申請はできますが、免除期間も将来の年金受取額の減額対象になりますので要注意です。

まとめ

今回の記事、執筆前にイメージしていたよりもずっとえげつない内容になってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございます。

アルバイト生ならまだしも、一度正社員雇用となってしまった後に無職の期間を作ることの無謀さをイメージしていただけたのではないでしょうか?読者様を攻撃したいわけでも転職を下げさせようとしているわけでもありません!ごめんなさい。

ですが、無職期間を作ることはとてもリスクを伴いますので、「これを知ってでも一旦辞める!」という場合にはお止めしません(できません)が、「こんなはずじゃなかった!」をこの記事で少しでも減らせれば…と思います。

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