転職で給与や条件を交渉したい時のエージェント活用法|面接時はNG

いらっしゃいませ。アマニタです。

ズバリお聞きします。あなたは年収アップ転職を狙っていますか?

転職者の多くは、現状の給与に不満を抱えており、なんとか年収を上げたい!と試行錯誤された経験をお持ちです。ですが、特別なキャリアや有力な資格を持っていない場合、現状からなかなか抜け出すことができずに、最終手段として転職活動を開始する方が多いのです。

「年収アップを希望しての転職って実際にはアリ?ナシ?」と疑問を持たれているのではないでしょうか?当然ながら、成功事例もあれば、失敗事例もあります。それらの声を収集して、年収アップ転職を成功させるための秘訣をまとめました。

もし、あなたが現在の給与面に不満・不安があり、転職を!と考えているのであれば、単に募集要項の年収が高い案件に応募するだけでなく、給与交渉をしての入社も視野に入れることで幅が広がるでしょう!私が担当した転職希望者の中でも、募集要項の年収から更に1-2割程度高い所得での転職を成功させた方もいらっしゃいます。

ですが、どうでしょう?
給与交渉となると、全ての人が切り出せるものではありませんし、せっかくの好感触だった面接が「交渉を切り出した為に棒に振っちゃった…」なんてことにもなりかねません!

うまく給与交渉する為には、秘策があります。

転職理由の3本指『給与』

「現職の給与への不満」は転職理由の上位に入ります。新卒の新入社員であれば転職で業種自体を変更して年収相場から上げることも考えられますが、勤続10年近くの30代の方であれば、これからの飛び級は考えにくいでしょうし、大方は先輩社員の後続として、据え置きの年収を辿っていくことでしょう。

20代の時ならば、その給与でなんとかなったものの、結婚や自宅の購入を考え出すのが30代ですし、そういったライフプランの変化に仕事が付いてきてくれていないとストレスになるのは当然です。

相談者

相談者
年収アップを狙って、現職で有効な資格をいくつか取ってみたんですが…ダメでした

こんなリアルな声もありました。専門資格というのは、時に即戦力として働いてくれますが、実はその時々のトレンドや人気率もあり、資格選びを間違えてしますとせっかくの努力も残念な結果になってしまします。(詳しくはかみてん!資格取得コンテンツで解説しています)

それに、難易度の高い資格になれば、取得までの期間も数年〜かかってしまうことも珍しくありませんから、長期的に年収アップを狙っている方向けと言えますね。

「今年!もしくは来年中には年収アップだ!」と鼻息荒くされている方にとっては、長期的過ぎますから、そういった場合に元々の年収設定が高い業種への転職や、同業種でも給与交渉をしての転職という方法があります。

年収アップ求人を狙ってみたが…

実際に年収アップ求人を狙って転職活動をしてみた方の意見です。

年収アップを狙って、給料が高い求人に的を絞って応募してみました。

面接もいくつか受けてみたのですが、最初のうちは年収アップができれば…と年収を最優先させていたのですが、実際はそれのみに的を絞ると将来性や労働時間などを犠牲にすることが多く、考えものです。

“キャリアや資格がなくても年収が高い”会社に面接に行くと20代の若い社員が毎日電話営業をしているような会社に当たることも珍しくありません。

どの程度、年収を上げて、どんな職場環境の会社にするか、自分の中で折り合いが付くポイントを見つけておいた方が無難だと感じました。

この方の仰っている通り、年収だけを取ると、会社の安定性や勤務時間を犠牲にしてしてしまうことがあります。転職前は、今の不満から年収さえ上がればあとはなんとかなる!という希望が大きいので、年収一本に絞りがちですが、バランスは大切と言えるでしょう。

固定給が高く設定されているものならば、学歴やキャリア、資格といったようなあなたの経験を買う会社が多く、固定給+歩合で高年収を狙えるような職業であれば、保険や不動産などの営業職が多い傾向です。

他業種への転職ではなく、同業種への転職で年収アップを図りたい場合には、給与交渉が有効でしょう。その時には、あなたの今までの業務の中での経験をしっかりと説明できるようにしておくと◎です!専門資格を持っておくと、更に高評価となりますが、現場では資格よりも経験の方が実務に向いている面もありますので、資格がなくとも、あなたがやってきたプロジェクトを“そんな風にスタートし”“どんなメンバー編成で”“どんな要因で成功させることができたのか?”と、明瞭に説明することができれば、面談でのあなたの評価はグッと上がります。

面接時に給与交渉していいものか?

こちらの質問もよくいただきます。

冒頭でもお話ししましたが、給与面の話というのは繊細で、特に日本においては「お金は後から付いてくる!」という考え方を持った面接担当者も少なくありません。そのため、面接時(初対面)に給与の話を前のめりでしてくる人への感触が悪くなる場合もありますし、給与交渉となると余計に印象を壊しかねません。

ですが、転職理由が「年収アップ」なのに、交渉できないなんて…と。中には、募集要項では年収600万円〜ということを明記していたのに、入社してみれば、それは試用期間後に決定する!と試用期間が終わっても年収500万円に届かなかった…なんて場合もあります。

どうしても年収アップをしなければならない方にとっては、これは死活問題になりまねませんし、そこをハッキリさせてくれないと、転職すること自体がリスクです。

当たり障りなく「御社では、私の年代の社員さんの報酬はどのくらいでしょう?」と聞くことはできるでしょうが、これは、あなた個人に対する返答が来る可能性は5分5分といったところです。

私の考えでは『面接時の給与交渉はNG!』です。

そもそも自分の地域の求人は年収が低めのものが多い

相談者の方の中には、このような方もいらっしゃいました。

icon_124650_256現在、年収200万円弱の20代後半の女性です。

これまで、実家で生活をしてきたために、今の年収でもなんとかやっていけてはいたのですが、最近、家庭の事情で一人暮らしをしなければならなくなりました。

現在の収入では実家を出て生活をすることが難しいので、なんとかして年収を上げないといけないのですが、私が今住んでいる地域では年収200万円でも女性としては低い方ではなく、年収アップできるような仕事が少ないので困っています。

希望年収は300万円くらいなのですが、給与交渉などをしてみてもいいものなのでしょうか?

こちらの女性のように「どうしても年収アップしなければならない理由」があると、問題は差し迫っています。各地域で最低賃金の設定があるように、正社員雇用でも地域によって年収幅はありますし、こう言った事情がある場合には、転職によって年収アップをしなければ、いよいよ死活問題です。

ですが、年収アップの幅が150%とともなると、業種そのものの変更は必須です。が、業種変更することによって、未経験スタートになるため慎重に選択をしないと、年収アップどころかダウンにもなりかねません!

年収がそもそも高い業種で、未経験でもその業界からの年収の底上げが見込める仕事が良いでしょう。女性であれば、パチンコ業界や、不動産系の事務などはそこそこの年収が望めますし、この辺りですと地域による格差も少ない傾向があります。

それらの最初から年収の高い仕事で280万円を給与交渉して300万円に乗せることが現実的と言えます。

面談時の給与交渉はハードルが高い…

これまで、お話ししてきた通り、面談時の給与交渉はハードルが高いですし、かなりうまく交渉しなければ、マイナスの印象を与えてしまいます。面接で交渉することを癖付けて、その交渉を快諾してくれる会社に巡り合うまで転職活動をする!と決めた求職者の方もいらっしゃいますが、それはかなりのメンタルを必要としますし、同時に面接の数もこなさなければならなくなるので、時間もかかります。

ですが、年収アップの転職を成功させる秘訣があります!もちろん、給与交渉を含んで、です。

その鍵は「転職ツール」に隠されています。

あなたは、現在、どんな転職ツールを使っていますか?
転職情報誌(無料・有料)、ハローワークサービス、転職サイト…などなど、転職ツールは様々な媒体から選ぶことができますが、今回のような繊細な問題を扱う場合には非常に有効なツールがあります。

給与交渉はエージェントに丸投げすべし!

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転職エージェントというものが存在することはご存知でしょうか?

あなたの転職を専任コンサルタントが総合的にサポートするサービスです。そのサービスの中には、今回話題となっている「企業への給与交渉」が含まれていますし、他にも「複数の面接のスケジュール調整」や「絶対に書類選考を通す職務経歴書の書き方」なども含まれています。

多くの転職エージェントが取り入れているサービスについて箇条書きします。

転職エージェントのサービス内容(転活の流れ順)

  • 独自の非公開求人からの案件案内(常時)
  • 面談による転職先への希望をヒアリング(初回〜希望時)
  • 職務経歴書(履歴書)の書き方
  • 複数の企業への職務経歴書の送付
  • 応募〜面接のスケジュール調整
  • 雇用条件(給与・時間・希望部署など)の交渉
  • 内定後のアフターケア(内定後に会社への交渉などの希望がある場合)

このような形のサービスを展開しているエージェントが多いです。

非公開求人などの特徴や職種には、会社それぞれで色がありますので、得意不得意があります。希望に近い職種を得意とする会社へ登録をするか、複数登録するのがベストです。

 

しかも、これらのサービスは利用者は全て無料です。

人材会社は、内定確定後に企業から成功報酬として手数料を受け取りますので、利用料で稼いでいるわけではありません。企業側にもメリットがあって、一般応募ができる求人サイトや、情報誌の掲載に経費をかけるのならば、内定確定後にしか手数料がかからないシステムになっている転職エージェントを利用した方が、経費が安く済みます。

さらに、求職者がエージェントを通ってくることによって、最初から企業側の希望に近い人材が来やすい!という面もありますので、面接担当者も楽です。

このように、求職者側も企業側もメリットがあるサービスを提供しているのが、転職エージェントというわけですね!

ハイキャリア(高年収求人)に特化した転職エージェントといえば!?

転職エージェントには、得意不得意が存在します。

運営企業が大きくなればなるほど、“総合的な求人”を取り扱い、多くの利用者を満遍なくカバーできるような作りになっています。

今回の場合では、高収入の求人をお探しの方が多いと思いますので、リクルート運営のCAREER CAVER(キャリアカーバー)がオススメです。

キャリアカーバー (CAREER CARVER)
業界最大手リクルート運営の年収800万円以上のハイキャリア転職者をターゲットにした転職マッチングサービス。キャリアアドバイザーの他、企業コンサルタントなどもサポートスタッフに入っており、単なる転職ではなく将来的に企業の上層幹部になれる人材を“育てて輩出”することを念頭にした上級転職サービス。
運営会社株式会社リクルートホールディングス
Recruit Holdings Co.,Ltd.
総合評価 口コミ評価 4.58
年収アップ求人 年収アップ・キャリアアップ期待大
求人の質 中にはイマイチな求人も。
面談を重ねて粘りは必要か
求人の量 公開求人16,649件
(2017.08時点)
他、非公開求人多数
提案力 抜群の情報力を持ったコンサルタント
サポート体制 コンサルタント連携で
絶対に他では受けることができないサポート
対応地域全国
得意業種【IT】【メーカー】【商社】
【流通】【コンサル】【マスコミ】
【金融】【建築】【メディカル】
他、多数
公式サイトhttps://careercarver.jp/

リアル口コミページはこちら まずは登録して求人チェック!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は給与交渉についての情報をまとめてみました。

転職希望者の中には、既に1年以上の時間をかけて転職先を探している!というお話も耳にします。ですが、「検索サイトを利用しながら、自分の空き時間に仕事を探してみる1年間」「プロを間に挟んでの1年間」なら断然プロに任せてしまった方が有利に進むでしょうし、何よりあなた自身の労力が少なくて済みます。

転職活動って、意外と書類の用意が面倒だったり、直接の条件交渉がしにくいとか給与交渉を切り出すタイミングがわからないという、自分だけでは解決できない悩みが多いですね。

そんな悩みを持っている転職希望者の方が多いからこそ、解決へ専門のプロが存在しているわけです。どんどん活用した方が、時短になります。

 

他にもハイキャリア転職にスポットを当てた特集記事もあります。高年収を獲得したいけれど、いきなりエージェントに依頼して大丈夫?どんなエージェントに頼めば良いの?という不安を抱えている方のためにわかりやすくまとめました。
ご参考にどうぞ。

ハイキャリア転職は、エグゼクティブ転職とも呼ばれますが、一般的に年収700万円以上の方の転職のことを指します。 もちろん、現職の年...