いらっしゃいませ。
アマニタです。
今回は「ハローワーク(職業安定所)のサービスのみを利用した場合の転職活動についてお話ししていきたいと思います。
職安というと国(厚生労働省)が行っている機関ですし、
などの意見を多数伺いますが、果たしてその実態はどうなんでしょう??
ハローワークの転職サービスの実態
ウェブ上で「しごと情報ネット」として慣れ親しまれてきたハローワーク求人サービスは昨年度(平成28年3月)を持って閉鎖しました。
閉鎖理由については諸説ありますし、明確ではないので省きますが、現在は「ハローワークインターネットサービス」として、インターネットの接続さえあれば無料で求人情報を閲覧できるようになっています。
調査結果として出ていますが、一般に「転職したいなー」と思った時に、こちらのサービスを使うか?と言われれば「存在を知らなかった」というのが実情のようですが、40代以上の比較的高めの年齢層からは支持があるようです。
この要因は、職安の方針が“当サービスへのユーザーの流入を「ハロワ経由」”としているのが大きいのだと思います。
20代の若年層は、そもそも失業してもハロワに行かないことが多いですし、30代に限っては失業保険の申請後は必要最低限しか足を運ばない傾向にあります。これは、そのまま再就職のしやすさに比例していると思います。
やはり、ハロワに何度も足を運ぶのなら、家でも検索ができれば便利!と思うでしょうから、利用者がハロワの利用頻度の高い40代以降に偏るのもうなずけますよね。
ハローワークインターネットサービスのメリット・デメリット
実際の利用者の声から当サービスのメリット・デメリットをまとめてみました。
ハローワークのメリット
- 空き時間で効率的に検索できる
- 簡単に検索ができる
- 見付けた求人情報はスムーズにハロワからの紹介を受けれる
ハローワークのデメリット
- 大手転職会社に比べて参加企業が少ない=求人数が少ない
- 求人情報に偏りがある
- 既に募集が終わっている掲載がある
上述した通り、当サービスの主な利用者は40代〜ですので、それほどパソコンに強くはない世代が利用者の大部分を占めていると言えます。その点では、慣れ親しんだハロワとほぼ同じ環境で閲覧できるというのは大きなメリットだと言えます。
ですが、デメリットである「求人情報の少なさ」は致命的であると言えそうです。
当サービスの求人は、一般企業からの応募後に公開される仕組みになっているので、企業側からすると民間の知名度の高いサービスに力を入れた方が効率的と捉えられているようです。(ハロワを利用する企業のメリットとして「トライアル雇用」などの助成金によるお試し雇用などがありますので、求人にそれほど経費をかけることができない中小企業〜零細企業の掲載が多い傾向にあります)
ハローワーク利用者のリアル口コミ評判
婚礼関係(カメラマン)男性42歳 北海道北見市
総合評価:
婚礼関係(カメラマン)男性42歳 北海道北見市
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求人の質・量は?
北海道だったため、リクナビNEXTやdodaなどの情報サイトは、札幌などの大きな街の情報はとても充実していました。しかし、どうしても小さな町の情報は少なかったです。
小さな町の情報に関しては、ハローワークの方が充実していました。
キャリアコンサルタントの提案力は?
良かったのではないかと思います。
どのサイトに関してもそうですが、きちんとこちらのリクエストを伝えれば、それに沿った情報が提案されました。
ただ、リクナビNEXTやdodaに関してはネットでのやり取りだったので多少タイムラグはありました。
サポート体制はどうでしたか?
転職サイトのサポートに関しては、普通だったと思います。
キャリアカウンセリングも履歴書などのサポートもしっかりありましたし、わからないところも教えて頂きました。
その点、ハローワークの場合は、面接の練習などもマンツーマンでありました。
利用してよかったと思いますか?
個人的には利用してよかったと思います。
結果的にはハローワークで紹介された会社に就職しましたが、サイトもいくつか使用したおかげで色々な情報を得て沢山の企業に行くことができ、そしておかげさまでいくつか内定をもらうことができました。こういった転職情報は個人で集めようと思っても膨大な作業と時間がかかるかと思います。
私は少し前に利用したので、今はもっといろいろ変わってきているのかと思いますが、音声入力などより多くの人が使いやすくなっていればと思います。
なぜハローワークのみの転職活動ではいけないのか?
これまでのお話で勘の良い方ならお分かりいただけたと思いますが、ハローワークインターネットサービスのみの利用で転職先(再就職先)を探すというのは大変危険です。
ハローワーク 一党だとなぜ危険?
- 求人を満遍なく比較することができない!
- 特集情報などがない!
- 同じ会社の求人でも雇用条件が違うことがある!
私は、民間の転職サイトを使っての転職活動を推奨しています。
例えば2番目の「特集情報がない!」などのように、求人情報には旬の時期というものがあります。求職者や応募企業を均一化しなければならないハロワサービスにとって、こう言った時期ものの特集などを組むことは御法度と言えるでしょう。
その点では、民間の転職サイトを利用することによって、旬な求人情報を得ることができます。
その他にも、絶対的な求人数の差があげられるでしょう。
民間の転職サイトの方が、参加企業が多いことは明白です。更には、専門職の経験がある方にとっては、その専門職のために用意されているサイトなどもいくつもあります。こういった専門性の高いサイトは、その業界では最大手であるリクルート社よりも秀でている傾向があります。
こういったサイトを利用しない手はありません。
サイトの検索のしやすさに関しても、昔は若年層向けのものが多く普段インターネットを利用しない層からは「使い方が難しい!」などの声も上がっていましたが、最近ではサイトの熟練と共に「わかりやすい!」などの声も聞こえてくるようになりましたから、ハロワで検索ができるのでしたら全く問題なく利用できると思います。
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
今回は、ハローワークインターネットサービス一択で仕事の検索をされている方へ向けて記事を執筆してみました。
ハローワークインターネットサービスの精度が悪い…と言っているように聞こえてしまった方、ゴメンなさい…。
この記事で私が一番伝えたかったことは、「どのサービスを使うにしてもひとつだけに絞ってしまってはもったいない!」ということです。
当かみてん!が推奨する転職活動の方法は転職サイトを利用するなら最低3つは登録しておいた方が良い!です。
ハローワークインターネットサービスをメインで利用するのならば、他に2つは転職サイトの登録を…といった具合です。
※最近の傾向では、転職サイト利用者の70%が5つ以上のサイトへ登録をしています。
例えば…
- 求人の多い総合サイトを1つ
- 専門性の高いサイトを1つ(専門職や高所得層向けなど)
- 最近伸びてきている勢いのあるサイトを1つ
と、このような具合です。
転職は、人生の分岐点になり得る大きなことですから、情報の幅広さは最大の鍵とも言えます。これから転職活動を行っていく方も、既に転職活動を行っている方も、より多くの情報を掴んで頂きたく当サイトがあるわけです。
ハロワともう一つだけ使うなら・・・
あまり多くの転職サービスを紹介してしまっても、混乱するだけだと思いますから、ここでは、ハローワークとあと一つだけなにか登録するなら?を紹介します。
絶対に必須なのは、リクナビNEXTです。
転職業界最大手のリクルートが運営しているということもありますが、やはり、求人を出す企業側も、「この知名度のあるサービスは外せない」と考えています。
つまり、日本全国の募集企業が多数掲載されているのが、このリクナビNEXTなわけです。活きた求人数は、ハロワよりも多いという口コミが多数寄せられていますから、まだ登録を済ませていない方は漏れなく登録することを強くおすすめします。
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