いらっしゃいませ。
アマニタです。
転職案内をしていると、多くの方が資格ついて大きな誤解をされているなー。。。と感じることがあります。
本当に有力な資格を持っているだけで、条件の良い職場をゲットすることができるのでしょうか??
未経験業種だから、まずは資格を取ってアピールポイントを作ろう!
『転職 X 資格』については様々な質問や意見をもらいますが、一体何が正しいのでしょう?
今回の記事では、“転職を見据えての資格取得は正解か?”について詳しく解説していきます。
なぜ転職に資格が必要か?
これらの言葉は、転職活動中の求職者の方からよく聞いたものです。
彼らは、資格=絶対的な力である!と信じていますが、転職においてはその方程式はもろくも崩れ去るでしょう。。。
あなたは不動産関連会社の面接官だとしましょう。
もしも、同じ面接会場に以下の2人が面接に来たら、あなただったらどちらの人材を採用するでしょう?
- 宅建を持ってる未経験者
- 宅建の勉強をしている経験者
面接官(企業の人事部)には、人材の本質を見抜いて“優良な人材獲得をすること”こそが仕事です。
人材獲得のために、会社は多くの経費をかけてくれていますし、今回の面接では最低でも1人は採用したいところです。
- 『資格さえあれば未経験でも通用するはず!』という気持ちが見え見えの入社希望者。
- 『今年こそは宅建を取る!』と意気込んで鼻息の荒い経験者。
どちらの方が優良な人材に見えるでしょうか?
私が提唱するのは、未経験職種へ転職をするのに必ずしも資格が有効なわけではない!ということです。ないよりはあった方がいいことは間違いありませんが、期待していたほどの効果を発揮してくれない場合もありますから、資格を取得するまでにかける費用や期間を加味した上でも『確実に効果が期待できる!』という場合のみに取得するべきでしょう。
盲目の「資格信者」から抜け出すべし!
実際に資格を取得してからの転職活動に挑んでいた方を知っていますが、結果的には『1年くらいの時間をかけて資格を取得を取得したのに仕事が決まらない…』ということを仰っていました。
それまでは…『資格があれば絶対にいい転職ができる!!』と信じていたのに…と。
この盲目的な資格信者になってしまう原因は、企業からの「有資格者優遇」や「募集要項:〇〇資格保有者」などの謳い文句が大きいと思います。さも、その資格さえ持っていれば、仕事があります!のように見えます。
ですが、実際には経験者を優遇していたり、表向きに募集要件にあった資格だけでは力不足で、実際にはもっとハードルの高い上位資格を持っていれば採ります。なんてことも…。(実際に求職者に向けてこのようなことを言う会社はありませんが、転職案内人などにはよくこの手のアナウンスが流れてきます)
求人者側からと企業側から見た時のギャップ
冒頭にも話題にしましたが…
- 資格を持っている未経験者
- 資格を勉強中の経験者
もうなんとなくお分かりかと思うのですが、採用確率が高いのは2番です。
企業は即戦力を求めています。
それは、企業は年間通して高額な人材獲得経費をかけているからです。それに加えて人事部などの人件費なども人材教育として重要な部分ですし、新入社員を雇えば、その社員が育つまでは多くの投資をしなければなりません。
大企業の人材獲得のための予算は年間で数千万円を注ぎますし、新入社員をひとり育てるのに福利厚生費、保険諸々を合わせてその社員の年収の約3倍の経費が掛かっています。(年収500万円の社員であれば1500万円の経費です)
この膨大な経費ですから、企業にとっては採用そのものがリスクであると言えますし、採用しないことがリスクでもあります。
ですが、一点言えることは“雇い入れた人材がしっかりと育って利益を上げてくれなければ確実に会社は潰れる!!”ということです。
資格は即戦力ではない!資格よりも頼りになるヤツは?
資格が頼りにならないとしたら、求職者が未経験業種への転職で武器にするものはないのでしょうか?
結論から先に言いますと、あります!
それは、「経験」です。
『あれ?ちょっと待ってよ!未経験業種を攻めるんだから経験なんてあるわけないじゃん!』とお思いでしょうか?
いえ、あります。
先ほど「企業はしっかりと育って利益をもたらしてくれる人材を求めている!」とお話ししました。であれば、企業が求めている人材になればいいのです。
資格もその手立てのひとつであったはずです。
経験がないから、その業種で最も必要とされる資格を取得してから面接に挑む!という心意気ではないでしょうか?ですが、“その業種で必要とされる資格”はその業界・その社内でも人気を博していますから、3-5年以上勤めている社員は既に取得していて、入社してみればその価値は薄まります。
更には、転職前に取得するためには時間もお金も実費になりますが、入職後に“会社のため”に取得するのであれば半分程度の手当が出ることも珍しくはないですよね。
であれば、ムリをしてまで期待通りの効果を発揮してくれない資格を取る必要はありません。
資格以外に企業にアピールするポイントとは?
企業はしっかりと育ってくれる人材を求めているのですから、資格取得は“勉強中”で構いません。
何よりも大切なのは、あなたが根気強い人だということです。
根性論はNGですが、あなたがこれまでに根気づよく頑張って成功に結びつけたプロジェクトのお話や、人間関係を根気づよく回復させたこと、それから学生時代も良いですね。試験勉強を根気づよく続けて成功させた経験、体育祭や文化祭の催し物で頑張った経験…などなど…そういった経験が本当に身になっている経験であり、企業側はあなたを評価しやすいです。
同業種での経験はそれほど必要とされていないとも言えるでしょう。企業によっては、企業秘密も多くありますから返って同業他社からの採用を懸念されることもあります。
『未経験だけど、やる気も根気もある人材+資格取得にも前向き』
あなたはあなた自身を、このような人材としてブランディングし、アピールすることができるのです!
資格取得は全く効果がない?
そんなことはありません。
かみてん!でも「資格取得コンテンツ」という専門のコンテンツを用意していますし、資格に効果がないのであれば誰も取りたがらないし、取っていないでしょう。
資格が最も有効なのは、社内キャリアアップの時!と言えます。
資格を取るなら経験業種のものを…ということを意識することが大切ですから、未経験でこれから経験を積んでいくのに「まずは資格から」というものではありません。(いわゆる資格マニアですね)
同業種の資格であれば、うまく取っていけば社内での専門家にもなれますし、上位資格であれば取得後そのまま出世街道に乗ることは大いに有り得ます!資格というものは、その時々のトレンドもありますし、人気も上下しています。もっと言えば、新設の資格もあり、そういう資格は新設年であれば取得が簡単だが、まだ誰も持っていない!という効果を得れたりもするんです。
トータルのタイミングが大切ですし、どのみち上位資格ともなれば実務経験なども求められますので、資格を取得してキャリアアップしたい!という上昇志向は充分に報われるでしょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
ということで今回は、転職前の資格取得について記事にしてみました!いかがでしたでしょうか?
『資格を取ってから・・・』というよりは、これまでの具体的な実務経験や、プロジェクトの達成などが重視される傾向が強くなってきています。最近人気のベンチャーなどでは、より躊躇にそれが出ていると言えるでしょう。
確実に、失敗しない転職をするためには、転職のプロに相談をすることが一番良いです。
『今から転職のために資格を取得してから・・・』よりも、1歳でも若く転職する方が良いですしね。まずは、現状で選べる転職先を知ることの方が先決ではないでしょうか?
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